メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

固有のディフェンシブ性を発揮するJリート

田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
■ 固有のディフェンシブ性を発揮するJリート  年初から米国債利回りの急上昇を背景に少々調整ムードが色濃くなっていた東証リート指数。だが、ここにきてウクライナ情勢の緊迫化で全体に波乱含みの展開が続くなか、固有のディフェンシブ性を発揮している。  1月半ばには一時1800ポイント割れの水準を試したが、以降は1845ポイントあたりの処が下値を支持するような格好となっている。ちなみに、3月10日の終値ベースで全銘柄の平均(分配金)利回りは3.85%。あくまで「指数」の話ではあるが、個別に見ても其々が一時調整するなかで、分配金利回りが上昇する格好となっており、結果的にリートならではの下方硬直性が発揮されている。もちろん、ウクライナ情勢の緊迫化などによって先行きの不透明感がぬぐえない最近の全体的な傾向として、低バリュエーション+好配当利回りの銘柄に物色の矛先が向かう流れにも乗る。  では、どんな銘柄に投資資金は向かっているのか。一つの参考に、国内リートで運用するREIT型投信のなかでも過去5年の運用実績が目立って好調なファンドを6本ピックアップ(フィデリティ・Jリート・アクティブファンド、野村J)リートファンド、JREIT・オープン、ダイワ・アクティブJリートファンド、東京海上J-REIT投信、ノーロード明治安田JREITアクティブ)。この6本のファンドに共通して組み入れられている銘柄には、どんなものがあるかを調べてみた。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
  • マーケット・経済専門チャンネル「日経CNBC」で毎週コメンテータを務める田嶋智太郎が、番組内で取り上げたタイムリーな話題や注目の材料、当面のストラテジーなどをテキストにて拡張再現。プラスαの話題も盛り込んで、今後の投資の参考にしていただきたいと思っています。「番組は観ていない」という方、「観たけれどあらためて文書でおさらいしておきたい」という方、「とにかく使える情報が欲しい」という方などに向けて真面目に正しく発信して参ります。
  • 1,100円 / 月(税込)
  • 毎週 金曜日(年末年始を除く)