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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 115
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、ネット広告についてご紹介します。
ネット広告大手の「アリババ」「テンセント」「百度」のネット広告収入が急速に悪化をしています。理由についてはいろいろな説があります。その中で、見逃せないのが、ネット広告不要論です。ネット広告の失速は一時的なものではなく、ネット広告が時代の役割を終えて衰退に向かっているのだという見方です。
広告不要論は極端すぎるかもしれませんが、DIY広告が広がっているのは間違いありません。小売業などの企業は、社内に制作チームを設置し、スマートフォンを使って商品広告を制作し、これをショートムービープラットフォームやSNSの自社アカウントから配信をするのです。広告制作プロダクションに制作依頼をする必要もなく、広告代理店に配信依頼をする必要もありません。
それでいて、インプレッションなどのデータはダイレクトに取得できるため、分析能力さえあれば、従来よりも精密なマーケティングデータが取得できます。
プロがつくる広告から自分でつくる広告へという流れが始まっていることは間違いありません。
今回は、ネット広告大手の失速した原因を探り、そこからDIY広告がどのように活用され始めているかをご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 114
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▼目次▼
ネット広告大手の広告収入が軒並み失速。ネット広告不要論まで。広がるDIY広告
小米物語その34
アリババ物語その34
今週の「中華IT最新事情」
Q&Aコーナー
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