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『 田中優の未来レポート 』
第255号/2022.3.15
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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どうしたら安心できる生活ができるだろうか(下)
どうして今の暮らしならカネがなくて続けられるかというと、ほとんどを自給できる暮らしにしているからだ。
仕事を退職するときに、その後は環境の活動を思い切りやろうと思っていた。仕事を辞めたのが2008年の3月だ。退職金を得て、岡山に土地を買って移り住んだのが2012年、311事故後の1年後の年末だった。そして自分のやっていた「天然住宅」で家を建てた。それと電力自給をするための装置に、退職金はほぼ使い果たした。
以前から思っていたことがある。安心して生活できるようにするためには、収入は少なくていいから抑えた支出を超える収入があれば、そこで見栄も欲もなく慎ましく暮らすのがいいと思っていた。そのために第一に重要なのが、固定的な支出を少なくしていくこと、そしてなるべく自給していくことだ。収入を中心に考えると、もっと多くの収入が欲しくなる。しかし支出を抑えて暮らすと、一定以上の収入があれば、それ以上は考える必要がなくなる。最低ラインを確保できているかどうかをまれに確認するだけで足りる。
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