「ウクライナ戦争」では、「戦争はこれ以上エスカレートしない」
と予想するのか?それとも
今後ロシアのプーチン大統領がもっともっと暴走して、「核
や放射能汚染の脅威」をちらつかせるなどして、「戦争は今後とも
エスカレートしてゆく」と予想するのか???あるいは、
「ウクライナ戦争」が「NATOとロシアの代理戦争」のステージ
からあっという間にバージョンアップして、中国まで巻き込んで
「米中の代理戦争」にまで発展してゆくのか???
によって、今後の内外の株式市場の行方も違ってきます。
一方、
パウエルFRBの金融政策がコントロールできるのは、実は短期
金利だけ。厳密にはFRBは中・長期の金利にはほとんど影響を与え
られません。
8%もの高インフレの中では、パウエルFRBの今後の金融政策が
「急速な引き締めになるのか?それとも実態経済に配慮して
穏やかな引き締めになるのか?」に関わらず、市場メカニズム
だけで中・長期の金利には「上昇圧力」が加わっています。
インフレが8%まで上昇しているのに、アメリカの中・長期の
金利が今のように2.0%前後に留まり続けられるはずはあり
ません。
この中・長期の金利はインフレ加速の中で今後はジワジワ上昇
してゆく可能性があります。
今後、中・長期金利の行方次第では、アメリカ株式市場が大幅調整
して、実態経済にも悪影響を及ぼし始める可能性はあります。
実際に、ナスダック市場は既に弱気相場入りした模様です。
今後の中・長期金利の行方次第では、S&P500までも弱気相場
入りすることも考えられます。
長期金利の行方以外でも、ウクライナ戦争の行方いかんでは、S&
P500も弱気相場入りする可能性もあるので、個人投資家の皆様
におかれましては、要注意です。
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