ウクライナ戦争の着地
「楽勝といかなかったロシアのウクライナ侵攻」
2月24日のロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻命令からすでに3週間が過ぎました。当初「2日でキエフは落とせる」と豪語していたロシアも、予想外の苦戦を強いられています。ロシアの武器弾薬、燃料が切れて支障が出ているとの情報もあり、ロシアは中国に兵器や経済支援を要請したとの情報も出ています。
このため、米国のサリバン大統領補佐官(安全保障担当)は14日、ローマで中国の外交担当、楊政治局員と7時間にわたって会談し、ロシアへの軍事、経済協力は中国にとって大きなリスクになることを明確に伝えたといいます。ロシアを支援するいかなる国も、欧米から厳しい制裁を受けるとの姿勢を明らかにしました。
軍事力で圧倒的に優勢とみられたロシアが苦戦している裏には、ウクライナ以外に表に出ない「敵」がロシアを包囲し、ウクライナを陰で支えていることがあります。ウクライナが防戦を続けられている背景には、米国の軍事企業ブラック・ウォーター社の訓練で鍛えられたウクライナ民兵の力、西側周辺国からの武器、経済支援でウクライナが強化されていることなどがあります。
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