なぜアメリカ株は利上げで急反発したのか？今後の注目点と併せて考える。

今週のNYダウ、ナスダックともに大きく上げて引けた。。機関投資家がベンチマーク（運用基準）にするS&P500指数は週間で6％を超える上昇で、これは2020年10月以来のことになる。 アメリカ金融当局は注目された3月のFOMC（15日・16日）で2年ぶりにゼロ金利を解除する利上げを行った。同時に発表されたドットチャート（FOMC参加者の今後の政策金利の見通しが無記名で示される。隔回のFOMCで公開される）では今回を併せて年内に0.25％ずつ7回の利上げ、年末のFFレートを1.75％とする見方が大勢（16人中5人）となった。 参考　2022年3月FOMCにおけるFFレート予想のドットチャート（FOMC資料）