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第234号. 年金の下落と、年金額変動の仕組み(1)

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 ーーーーー 1.令和4年度の年金額は0.4%減。基礎年金と厚生年金でどこが違うのか。 ーーーーー 令和4年度の年金額についての発表が今年1月にありましたが、0.4%減額になりましたね。 老齢基礎年金の満額は780,900円から777,800円と3100円の減額となりました。 どういう計算をしてるのかというと、老齢基礎年金額には改定率というのを掛けています。 令和3年度は780,900円(平成16年価額)×改定率1.000=780,900円の令和3年度満額となりました。 この改定率という部分は物価変動率や賃金変動率を加味します。 令和4年度に発表された物価変動率は0.2%減(→0.998)で、賃金変動率が0.4%(名目手取り賃金変動率の事)減(→0.996)となりました。 さて、物価変動率や賃金変動率のうちどちらが下落幅が大きいかというと、賃金のほうですよね。 なのでこの場合は賃金変動率を使う事になります。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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