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「地方再生」の為に一体何をすべきなのか? ~インフラ論と「甘木商店街」「甘木の市」消滅を通して考える

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
この週末、九州大学の施先生が主催されるシンポジウム 「豊かで強靭なまちづくりを目指して -- 脱・緊縮の地方創生の可能性」 https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1166/ に参加して参りました。このシンポジウムでは、行政・首長がカネをケチる緊縮が続く限り、地方が活性化することなんてあり得ない、豊かで強靭なまちをつくるには、行政・首長がしっかりカネを使う積極財政の態度が絶対に必要だ、という事をパネラーの皆さんと議論しました。 当方からは、緊縮が地方を滅ぼす事を程示す様々なデータを紹介しました。 ・「新幹線」が通った街は栄え、通らなかった街が衰退した。 ・「高速道路」が取った地域は、通らなかった地域よりも大きく発展した。 ・「道路」がしっかり作られている地域は人口が増え、そうでない地域は減少した。 ・「道路を新しく整備」すれば、その周辺は発展するが、それ以外の地域はかえって「経済被害」を受ける。 これらのデータはいずれも、道路・鉄道の地方創生における重要性を一目瞭然に示すものですのでした。ですから、参加された方々は皆、これらの証拠データを目の当たりにして、道路・鉄道の整備を無視していては、地方創世などあり得ない、ということを理解されたものと思います。 (データの詳細は、例えば下記を御参照下さい。

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