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第686回 なぜロシア人はプーチンを支持するのか?ロシアの世界観、パーカーのウクライナ予言

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第686回 なぜロシア人はプーチンを支持するのか?ロシアの世界観、パーカーのウクライナ予言 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回はメインテーマとして、ロシアの報道から見えてくるロシア人のメンタリティーについて紹介する。いま日本では、アメリカを中心とした報道しかなされない。ロシアの報道からは別な現実が見えてくる。 最後に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーのウクライナ予言を紹介する。桑めて興味深い。 ▼次回の記事の予告 ロシア国債のデフォルトの可能性が高まっている。日本ではあまり影響は大きくないとする楽観的な見通しが多いようだが、必ずしもそのように言えない情報も多い。インフレが亢進している日本にも思わぬ影響があるかもしれない。また、日本国債への影響も懸念される。いま情報を集めているので、これは次回に詳しく書く。我々も準備した方がよいかもだ。 ▼ロシアから見える世界 では、早速今回のメインテーマを書く。ロシアの報道から見える世界情勢についてだ。いま日本の主要メディアでは、欧米の報道のシナリオにしたがった内容が一方的に流されている。このシナリオに合わない内容は排除され、報道されることはない。こうした内容を見たものは、欧米の世界観を容認する方向に誘導される。 しかしこれは、いま起こっているウクライナ侵攻の反面に過ぎない。もちろん軍事侵攻とそれが引き起こしている悲劇は強く非難されるべきだが、ロシアの報道から見れる現実も知っておかなければならない。欧米や日本の報道だけを真実とし、ロシアの報道内容をすべてフェイクニュースだとする見方こそ誘導であり、フェイクニュースであると思う。 もちろん、ロシアの報道内容がすべて真実であるわけではない。こちらはこちらで西側と同様の情報操作が行われている。だが、なにが起こっているのか理解するためには、ロシアが世界の情勢をどのように見ているのか知ることはとても重要だ。 また、いまウクライナへの支援が高まるにつれ、ロシア人やロシアに関係するあらゆるものへの憎しみと排斥が起こっている。そのような集合的な感情のうねりに流されると、最終的にそのマイナスのエネルギーは、すべて自分自身が受けることになる。憎しみの感情が制御できないと、自分の人生の軌道を狂わすことにもなりかねない。 憎しみの集合的な感情に巻き込まれないためにも、日本を含めた西側の報道に支配されないようにしなけれればならない。そのためには、反対側のロシアの報道を見ることも重要だ。 むろん、ロシアの報道がすべて真実であるわけではない。ロシアにはロシアのプロパガンダがある。しかしロシアのメディアの報道は、日本を含めた西側のメディアが、自分たちの喧伝するシナリオに合致しないために、フェークニュースのレッテルを張って排除した 別の側面の事実が見えてくる。 ウクライナに同情するあまりロシアを憎むという世界的に荒れ狂う集合的な感情のうねりに流されないためにも、西側とロシア両方のメディアを参照し、なにが起こっているのか包括的に情勢を把握するべきだと思う。いまロシアのメディアは一斉にSNSのアカウントが削除され、また西側のネットもつながりにくくなっている。西側の言論統制だ。 だが、ロシア国営放送の「ロシア・ツデー(RT)」、「タス通信」、「プラウダ」などはまだつながる。ちなみに筆者は、「アルジャジーラ」や「DW(ドイツ公共放送)」のライブ放送、そして「BBC」などの西側メディアと、「ロシア・ツデー(RT)」のライブ放送、さらに「タス」や「プラウダ」などを交互に見るようにしている。 ●ロシア国内で高まるナショナリズム まず西側の報道から排除されているのが、ロシア国内のナショナリズムの高まりである。日本ではウクライナ侵攻が始まった2月24日以降、ロシア各地で侵攻に抗議する運動が始まり、1万5000人を越えるロシア国民が拘束され、強い言論統制が続いているというニュースが多い。

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