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貞子第二メルマガ:いよいよパウエルFRBの「二刀流の金融引き締め」が始まるぞーーー!!!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/03/25
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かたや上方では「猛威を振るい続ける高インフレ」という「どす黒 い暴風雨の雨雲」、かたや下方には「金融引き締めによるリセッシ ョン入り」という「ぬかるみ」。 たとえるならば、今のパウエルFRB議長は、この二つの天(暴風 雨の雨雲)と地(ぬかるみ)に挟まれた「狭い狭い空(そら)の間 (はざま)」を飛行する飛行機の機長です。 飛行機は今のアメリカの実態経済そのもの。 議長は、この狭くて見通しの悪い天候の中で、手動で、どこか安 全な草原を探し出して不時着(=経済のソフトランディング)を 模索するパイロットのようです。 高インフレを抑え込もうと金融を引き締めれば、飛行機は「ぬか るみ」に突っ込みそうになるので、今度は慌てて金融を緩和すれ ば、再び飛行機は「どす黒い暴風雨圏」に再突入してしまうので す。そこで慌てて再び金融を引き締めれば、再び「ぬかるみ」に突 っ込みそうになるので、また金融緩和する・・・・そういった「危 ない操縦」を繰り返しながら、おそらく向こう数年くらいかけて、 「ドル暴落」が始まるまで、パウエル機長は安全な草原(=ソフト ランディング)を探し続けることでしょう。 パウエル機長の苦難は続くのです。 大物経済学者であるローレンス・サマーズ氏が指摘するように、 今後のアメリカの実体経済はデコボコになり、インフレも長期間 2%をはるかに超える水準にとどまることでしょう。 実態経済が大きく失速しそうになれば、アメリカ財務省は、FRB と協調して新たな財政出動へと打って出ることでしょう。 その結果、今後数年後には「ドル暴落」が始まり、数年後には7 5%くらいの確率でアメリカ経済は長期停滞に陥ることでしょう。 パウエルFRBは向こう数年くらいは「もがき苦しむ」のです。 さて、目先の2022年。 3月21日には、パウエルFRB議長は急速にタカ派転換、いよい よインフレ退治のために、びしばし政策金利を引き上げてゆくと 宣言しました。 パウエルFRBの金融引き締めは二刀流です! 5月3-5日のFOMCでは、市場の想定以上に「急ピッチで厳し いQT(量的金融引き締め)」が発表されることでしょう。

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