こんばんは!
年金アドバイザーのhirokiです!
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4.年金を物価に連動させたりさせなかったりと混乱した過去。
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年金は物価や賃金に変動しますが、平成12年に事件が起きました(悪い事をしたわけではないですが^^;)。
平成11年の物価変動率が初めてマイナスになったのです(0.3%低下→0.997)。
当然そうなると翌年度の年金をそれに連動させなければいけませんよね。
マイナスになったんだから年金も減額しないといけない。
でも意図的に下げなかったんです。
平成10年あたりからは金融危機が発生して景気が非常に悪くなってきた頃であり、そんな時に年金を引き下げると生活に影響してしまい、高齢者からの反発が強いだろうと。
そこで特例として年金を下げなかったんです。
つまり、平成11年度の年金のままにしました(当時804,200円の基礎年金でした)。
0.3%(0.997)下がったので、本当なら804,200円×0.997=801,800円にしなければいけなかったのですが…。
0.3%下げなかったけど、今後物価が0.3%以上上がったらその時に相殺しようと考えていました。
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