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貞子第二メルマガ:「今回のQT(量的金融引き締め)」は想定以上に急ピッチで厳しい内容になるだろう。

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/03/29
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FRBは大変なジレンマに直面しています。 パウエルFRBは、現在進行形の高インフレを、「FRBがかねて から国民に約束している適正な水準」である「2%か、それをちょ っと上回る程度の適正な水準」にまで下げようとすると、金融引 き締めをびしばし実行しなければならなくなり、アメリカ経済を 景気後退入り(二期連続のマイナス成長)をさせてしまうのです。 その反対に、パウエルFRBが、アメリカの経済成長を減速させな がらも景気後退入りだけは回避しようとすると、たいしてインフ レ退治はできないのです。下手をすると高インフレが猛威をふる い続けるかもしれません。 さて、 3月21日、パウエルFRBはインフレ退治のための金融引き締め に大きく急旋回しました。 今回の金融引き締めは、政策金利の引き上げとQT(量的金融引き 締め)の「二刀流」で行われます。 パウエルFRBは、早ければ5月3-4日のFOMCからQTを 開始することでしょう!!! 「今回のQT」は、より厳しい内容になるはずです。 FRBのバランスシートは、コロナ前の4兆ドルから、今では9兆 ドルまで膨張しています。 パウエルFRBは、この巨大になったバランスシートを「市場売却」 という厳しい手法を使って、びしばし縮小してゆくことでしょう。 目下の市場は、こういった「より迅速で厳しいQT」については、 まだ織り込んでいないようです。 市場は遅かれ早かれ、この「より迅速で厳しいQT」に驚いて、大 荒れに荒れ始めることでしょう。

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