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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第469号2022.3.15配信分
●50年以上前に観た日本映画『青島要塞爆撃命令』
日本の自動車産業は、先の大戦(日中戦争から対英米戦へと拡大
された第二次世界大戦の東側=太平洋西端:大東亜戦争という表記
が最適だが、戦後の戦勝国による審判で侵略戦争と規定された。客
観的事実は違ったという見方があるが、日本でそれを問うのは半ば
タブーとなっている。無謬性に拘る前例踏襲ことなかれ主義が問題
だ)の結果による必然が多く含まれている。
現在を過去の価値観に照らして論じることはできないのは当然だ
し、過去を現代の価値観で断罪することは厳に戒められなければな
らない。戦争の評価は戦勝国によって成されるのが常であり、敗戦
国が何を言っても通らないのは歴史が証明するところだ。なるべく
話が長くなることは避けたいところだが、ここをスルーして良いこ
とはないはずだ。
20世紀の戦争が兵器というテクノロジーの産物によって拡大され、
世界大戦に発展したことは誰もが知っている。ライト兄弟の有人動
力飛行成功が1903年。以来、航空機が2度の世界大戦を通じて飛躍
的に進歩した。
兵器としてかつてない可能性を秘めていたからに他ならないが、
第二次世界大戦が終結した1945年は、飛行機がレシプロエンジンプ
ロペラ機からジェット推進エンジンへと切り替わるテクノロジーの
進歩が劇的に進んだエポックの時代だった。
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