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強まる中ロ朝の軍事圧力、“二股外交”に終止符 韓国は「どう立ち向かう?」

勝又壽良の経済時評
  • 2022/03/31
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露のウクライナ侵略理由 中ロ朝一体化する危険性 中国は露と関係強化狙う 中ロに利用された文外交 今年1月まで、韓国の文大統領は、朝鮮戦争の「終戦宣言」を主張してきた。南北交流促進には、これがぜひとも必要という立場である。北朝鮮が、着々と核やミサイルの開発を続けていることを知りながらの提案だ。これに対して、そのような環境が整っていないので、米国や日本は反対した。ロシアによるウクライナ侵略の厳しい現実を見れば、文氏の外交感覚はいかに現実離れしているかが分る。大学生並の理想論である。 2月24日、ロシアのウクライナ侵略が始まり、中国は暗黙の承認を与えて国連安全保障理事会で「戦争反対」の意思表示をしなかった。「棄権」に回ったのだ。さらに、北朝鮮によるミサイル発射実験に対し米国の制裁強化案に対し、中ロが揃って反対に回った。ここに、中ロ朝三ヶ国は世界秩序挑戦で歩調を合わせていることが明らかになった。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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