第550号
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岩上安身のIWJ特報!
「米国の方が現状変更」!
東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(続編)
岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
(その1)
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2022年3月、スマホやパソコンの検索窓で「ウクライナ」と入力すると、「ウ
クライナ 侵攻」「ウクライナ 寄付」など、これまでに検索された回数が多い文
字列がずらりと並ぶ。2月24日、ロシアがウクライナ東部で軍事作戦を開始して
以来、一般市民を巻き添えにする悲劇が現在も進行中だからだ。
多くの人は、「冷酷無比な独裁者」であるロシアのプーチン大統領が弱小国ウ
クライナを蹂躙していると憤り、一刻も早く「正義と中立」の西側諸国、主にア
メリカが何らかの手を打つことを期待しているかもしれない。しかし、この事態
を熱心に「予言」していたのはアメリカなのである。
2022年1月31日、岩上安身は、外交官として英国のMI6で学び、ロシア、イラク
、イラン、ウズベキスタンなどに駐留したご経験のある元外務省国際情報室長の
孫崎享氏に、1月27日のインタビューの続編として、「ウクライナ危機の正体」
について、さらにお話をうかがった。
・元外務省国際情報室長・孫崎享氏(IWJ撮影)
https://bit.ly/36RFptQ
1月27日に行われたバイデン米大統領とゼレンスキー大統領の電話会談では、
「ロシアによる侵攻は切迫している」と主張するバイデン大統領と、「攻撃は確
実なものではない」とするゼレンスキー大統領との温度差を、ウクライナの高官
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