第551号
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岩上安身のIWJ特報!
「米国の方が現状変更」!
東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(続編)
岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
(その2)
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(その1)の続き
・元外務省国際情報局長 孫崎享氏(IWJ撮影)
https://bit.ly/3qEMdlJ
西側諸国の経済制裁に、プーチン大統領は「フォートレス(要塞)・ロシア」
戦略で対抗と、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が主張した。外貨準
備の積み増しや金の購入、対中輸出の開拓など、経済防衛策を「要塞」のように
構築するというものだ。
岩上安身は、WSJの記事に疑問符をつけつつ、「対中輸出の開拓」は「間違い
のないこと」と分析。ロシアが天然ガスなど豊富な資源を輸出し、半導体はじめ
中国製品を輸入すれば、制裁が打撃にならないと指摘する。
一方、孫崎氏は、米国は中露を同時に相手にできないため、ウクライナと東ア
ジアという「二正面作戦の、少なくともひとつは、真実の脅威ではない」と指摘
。ウクライナ問題は「人為的に作られた危機だ」とした。
さらに話題は、米国務省によるロシア批判のレポートに対し、ロシア外務省が
反論した「米国務省のファクトシート 事実対フィクション:ウクライナに関す
るロシアの情報操作」に突入。「米国にとってのファクト」と「ロシアの見るリ
アル」の違いを検分していく。しかし孫崎氏は、米国の主張には「具体性もほと
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