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貞子第二メルマガ:パウエルFRBの金融引き締めは「二刀流」!!!~FRBはYCCへ~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/04/01
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3月21日には、パウエルFRB議長は急速にタカ派転換、いよい よインフレ退治のために、びしばしと政策金利を引き上げてゆく と宣言しました。 パウエルFRBの金融引き締めは二刀流です! 5月3-5日のFOMCでは、市場の想定以上に「急ピッチで厳し いQT(量的金融引き締め)」が発表され、早ければ実行されるこ とでしょう。 「今回のQT(量的金融引き締め)」は、「前回のQT」よりもピッ チの速いものになり、「市場売却」という市場には厳しい内容にな ると予想されています。 しかしながら、しかしながら!!! これはとても重要なことですが、 5月3-4日のFOMCで発表される「QT(量的金融引き締め)」 では、FRBは「強力なYCC:イールドカーブコントロール(国債管 理政策の一種)のようなもの」を実施することでしょう。 その結果、FRBは、当面は「逆イールド」の発生・固定化を回避 することが可能になるかもしれません。 そうなれば、パウエルFRBは、当面は(少なくとも向こう数年(?) くらいは)、「アメリカ経済の景気後退入り(二期連続マイナス成 長)」と「アメリカ株式ブームの崩壊」の両方を回避できることに なります!♪ かたや上方では「猛威を振るい続ける高インフレ」という「どす 黒い暴風雨の雨雲」、かたや下方には「金融引き締めによるリセッ ション入り」という「ぬかるみ」。 今のパウエルFRBは、この二つの天(暴風雨の雨雲)と地(ぬか るみ)に挟まれた「狭い狭い空(そら)の間(はざま)」を飛行す る飛行機の機長です。 議長は、この狭くて見通しの悪い天候の中で、手動で、どこか安 全な草原を探し出して不時着(=経済のソフトランディング)を 模索するパイロットのようなものです。 今後数年間は、「インフレ退治の引き締め」→「インフレ放任の緩 和(+ヘリマネ出動)」→「インフレ退治の引き締め」→「インフ レ放任の緩和(+ヘリマネ出動)」の繰り返しが続くことでしょう。 かくして、今後数年間のアメリカ経済はデコボコ成長になり、イ ンフレも長期間2%をはるかに超える水準にとどまることでしょ う。

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