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2022.04.04発行 NO:0098
家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫)
もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』
第六章 誕生秘話 マスコミ招待の夜『半分乗り気になっていた貞男に最後の
言葉がルビコン川を渡らせた』
毎月 第1月曜日(祝祭日・年末年始を除く)発行
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https://yapou.club/ --
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「康芳夫 × 虚霧回路」#6 配信開始。
ゲスト~「女優・歌手・作詞家」戸川純(ヤプーズ)
https://www.value-press.com/pressrelease/291968
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◆『家畜人ヤプーの館』より
もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!
日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』
1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の
高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」がオープンしました。家畜人ヤプーの館で
起こる、著名人達の宴をリアルに記録した、家畜人ヤプーの館 支配人(著者
)だから残すことが出来た、もうひとつの家畜人ヤプーの世界『家畜人ヤプー
の館』
人は誰もがそれぞれの心の中に闇を抱えているのではないかと思う。光が射す
表の世界と違い、心の裏側に潜在意識として蔓延している闇の世界、日常生活
を過ごしている時には気付かない不安や怒り、悲しみ、痛み、嫉妬、呪いなど
が渦巻く裏の世界、サド・マゾヒストの世界もその一つと言える。(『家畜人
ヤプーの館』プロローグより)
著者:登口安吾(とぐち あんご)
本名、昆春夫。1946年生まれ 新潟県出身 明治大学法学部法律学科卒業 学
生時代より飲食店を経営(バー、居酒屋、ショーパブ)。大学卒業後、本格的
に飲食店経営を学ぶべく訪欧。帰国後、パブレストラン、ショーパブなど複数
の店舗を企画・経営し成功を収める。その後、1970年日本初の高級SMクラブ「
家畜人ヤプーの館」を家畜人ヤプー 全権代理人 康芳夫の全面支援のもと新
宿にオープンする。客には、各界の著名人(作家・映画監督・役者・芸能人・
マスコミ関係)が連日集まり独特の社交場となる。本書は、当時の「家畜人ヤ
プーの館」で起こった様々な光と闇の人間模様を綴ることによって先人へ向け
た鎮魂歌を。そして現在を生きる人たちへのコンプレックスの源とは何か?と
の思いで記したノンフィクションである。
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第六章 誕生秘話 マスコミ招待の夜
やたらと、
「ぶっ飛ぶ」
を連発してトロンとした目で口角泡を飛ばす滝本はすでに、トイレできめこん
できたようだ。今まで嗅いだことのない焦げたような匂いが漂ってきた。部屋
でやる時は目張りして線香を焚きながらやるというが、なるほど独特な香りを
香りで制するのかと貞男は納得しながら募る好奇心を抑えられず、
「癖になって止められなくなりはしませんかね?」
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