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第210回 番外編、ビットコインはインフレのリスクへッジになるのか?
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▼今回の記事
今回もいつものように、ビットコインを中心とした暗号通貨の全体的なトレンドを紹介する。いまインフレが昂進している。そこで今回は、番外編として、ビットコインなどが、金、不動産、株式などと比べてインフレのリスクヘッジになるのかどうかを検討する。投資家の集まるSNSで見られた見解をまとめた。そのため、「分散型水産業」のプロジェクト紹介は次回にする。
▼相変わらず強気のビットコイン相場
ビットコインを中心とした暗号通貨の相場は、今週も堅調に推移している。4月3日には580万円台だったビットコインは、4月4日の段階では少し値を下げたものの560万円台の後半で取引されている。今後、500万円台前半から後半の価格帯で安定的に推移するものと思われる。
●1000万円突破の強気の予測
このような相場展開を反映して、ビットコインを中心とした暗号通貨に関しては強きの予測が多い。
ちなみに、将来の価値変動に備えて資産を保存する世界の貯蔵価値市場において、現在、ビットコインの時価総額884億ドル(約10兆8000億円)ほどで、全体の5分の1ほどを占めている。「ゴールドマン・サックス」のインサイダーによると、今後数年の間にこのシェアは50%に上昇し、10万ドル(約1120万円)の価格上昇をもたらすかもしれないとのことだ。
また、イーサリアムの価格は過去数週間にわたり急騰し、2022年1月6日に3470ドル(約41万6000円)の高値を記録し、それ以来の高水準となっている。有数の暗号通貨市場サイト、「コインマーケットキヤップ」は、2022年4月末までにイーサリアムは平均3769ドル(約45万2000円)で取引されると予測している。多くの専門家がこうした考えを共有している。
例えば、著名な投資家のラーク・デイヴィスは最近、ビットコイン、イーサリアム、そして暗号通貨業界全体に対して「強気」であるとツイートしている。
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