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ウクライナ戦争の「教訓」、韓国が中ロから身を守るには、日本と握手するしかない

勝又壽良の経済時評
  • 2022/04/07
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敗れた中ロへの幻想 プーチンの民族主義 対照的な新旧大統領 堅実化した韓国世論 韓国の進歩派政権は、1期5年間で終わる。保守派政権が2期10年続いた後だから、文在寅政権の後継も進歩派が占めるはずであった。これが、従来の韓国政治譜である。そのパターンが崩れた理由はなにか。韓国国民が、進歩派政権の継続に危機感を持った結果である。 危機感を持ったと思われる背景は、安全保障問題と経済問題にある。韓国が、最も敏感でなければならない安全保障では、中国・北朝鮮・ロシアのご機嫌取りに終始し、日本との不和を「土産」にしているような格好だった。あたかも、日本が怖いから中朝ロへにじり寄るような姿であったのだ。 端的な例でいえば、旭日旗である。文政権は、旭日旗が「軍国主義のシンボル」として拒否する前代未聞の行動に出た。2021年5月のことだ。「日本政府は、謙虚な姿勢で歴史を直視する必要がある」とまで反論した。旭日旗は、諸外国から何らのクレームもなく受け入れられている。フランス政府の招待により、自衛隊はパリの目抜き通りで旭日旗を掲げてパレードしたほどである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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