今週のテーマは【 メールの敬語 】です。
敬語の使い方でよくあるミスとして
1.「されてください」
2.「書かれておられました」
3.「おやりになりますか?
4.「存じ上げます」
5.「了解しました」
を取り上げ、注意すべき点を解説します。
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< 敬語注意報 > 4.「存じ上げます」
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●「事務所の場所は以前から存じ上げております」
上記の一文では、「存じ上げております」に注意です。
「なぜ?」と思うかもしれませんね。
「存じ上げております」は敬語として間違っていないのでは? と。
「存じ上げる」は「知る、思う」の謙譲語。
自分の「知る」という行為をへりくだって表現することで、相手を高めます。
ここでのポイントは「上げる」という表現。
これは文字通り、「上げる」
つまり、高める相手がいる場合に使います。
対象が人の場合「存じ上げる」を使い、
物や場所など、対象が人以外の場合は「存じている」と
使い分けます。
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