久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽 」
毎月第1-4 火曜日発行 vol.81 2022/04/12 発 行
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4.久米のイチオシ
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地味キャラ超能力活用アニメ「モブサイコ100」
みなさんは超能力が欲しいと思ったことがありますか?
もし超能力があったら何に使いたいですか?
私は、子どもの頃、ユリゲラーのテレビに熱中して、ムーを読むような、それでいて超能力は持ち合わせない、ありがちなオカルト少年でした。
それが高じて、またご縁があって、20代前半には、やや超能力がかった潜在能力開発セミナーに通うなど、危うく向こうの世界に行ってしまいそうでした。スタンフォード大学が開発したという、軍が兵士の士気を高めるために作ったらしい?スプーン曲げ訓練までやるほどの危うさ。
そこで、本物の超能力者、清田益章さんに出逢えたおかげで、自分の才能の無さに気づいて、娑婆?に帰ってこられたのです。
▼超能力野郎―清田益章の本当本
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そんな私が何やら面白いアニメを見つけてしまいました。その名も「モブサイコ100」。
モブは、アニメで言うところのモブキャラのモブでしょう。いわゆる脇役ですね。「僕のヒーローアカデミア」といい、先日、完結して涙した「王様ランキング」といい、最近はモブキャラが脚光を浴びていますね。
しかしながら、「モブサイコ100」の主人公「影山茂夫(地味な名前、しげおですがモブと読めますね)」は、正真正銘のモブキャラなのです。見かけのみならず、性格まで地味で、週刊少年ジャンプ的世界観=友情・努力・勝利とはまったく無縁なのでした。
しかも、茂夫が師と仰ぐ「霊幻新隆(れいげんあらたか、なんと怪しい名前)」が、超能力も無いし霊感も無いくせに、茂夫をブラックバイトに誘って霊感商法を営む明らかにいかがわしい男なのです。
果たして、どうなることやら。なかなか見たことが無い展開だらけで、ひとつひとつのエピソードに引き込まれていく私。
途中で、少年マンガやアニメの王道で、悪の秘密結社が出てきた時点で、ちょっと興ざめかと思っていたところ、どうしてどうして、シーズン2まで、全部見てみたら、これまた不可思議で感動的な展開に。そして密かに深い。でも深すぎない。素敵。
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