■■ 2022/04/11 ■■
兵頭正俊の優しさ出前
~3分でマスメディアとは違ったステージに招待します
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まもなくトランプが同志としてやってくる (その2)
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(今回は2号までです。3号はありません。この号が最終
号です)
これからのプーチンは大変である。その大変な事情は大
きく分けると二つある。ひとつは戦況がもたらす技術的
な問題である。国境線の見直し、旧政権残党の排除、そ
れには武装抵抗運動も加わる。もう一つは戦略的な困難
である。プーチンは大国ロシアの大統領だ。激務の日々
であり、それにウクライナ問題が加わっている。
プーチンの側近たちにはすでにウクライナを占領した後
の、逮捕するメンバー、暗殺するメンバーのリストが存
在するといわれる。逆に新政権を任せる親ロシア派のリ
ストもある。これがロシアやアメリカの大統領の仕事
だ。
困難なのは新政権批判の口コミ、そして今回のプーチン
の闘いが明らかにしたSNSの威力、とくにユーチューブ
の底力であろう。まだ高齢者にはテレビの威力には勝て
ていないが、すぐに追い越すだろう。
ユーチューブの威力と魅力
1 ユーチューブはカネがかからず、テレビと違って画
面に登場して語るのに、カネとコネが要らない。
2 一度撮った録画も修正と変更が比較的自由である。
3 録画時間に制約ががない。自由である。
4 決まった放送時間がない、何度でも見られる。
5 決定的な違いは、テレビと違ってユーチューブは広
告の心配から自由であり、そのための規制がない。
プーチンは、「ロシアの予備役部隊に「平和維持軍」と
して占領の任務にあたらせる」ということだが、本当だ
ろうか。まるで敵地の占領策のようだ。これまでロシア
とウクライナは兄弟のような国だと喧伝されてきた。
ロシア軍は軍事組織である。つまり政治的には動かな
い。夜間、動くものを見つけたら反射的に発砲する。抵
抗するウクライナの民衆組織を、高く評価する論説を見
てきた。ほとんどアメリカのものだ。武器もアメリカ
製、武器の購入もアメリカから。資金もアメリカの貸し
付けだろう。
なかに日本製が混じっている。これまで国際紛争に日本
製武器が使われることはなかった。
地対空ミサイル、「サムライ」ドローンなど日本製が露
軍を攻撃している。ウクライナ兵が勇敢だから露軍が弱
体化しているのではない。
プーチンが考えていることはいかにウクライナ戦争を早
く終わらせるか、だ。もともと憎しみあった敵ではない
だけにその思いは強い筈だ。
この論文はアメリカの軍人がプーチンの失敗を祈念して
書いたもののようだ。
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