■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第472号2022.4.12配信分
●(クルマの)環境問題は人口問題に他ならない
モノの評価評論にはキャリアが欠かせない。クルマの場合運転免
許制度があり、実際にドライビングというスキルが問われる。私の
場合は20代前半に始めたレース経験が基礎となった。今でも当初の
頭は空っぽだったと思うし、マイナスからの出発だったと感じる。
幸いなことに自動車産業が発展途上段階にあり、自動車メディアの
情報量も多くはなかった。
現場の経験知が価値を生む時代であり、検索エンジンをクリック
すれば答えが見出せる現在とは別世界でもあった。率直に言って、
EVが未来の有望テクノロジーであり、モビリテへの中心が所有か
ら使用へと移るとされる未来への展望は持ちにくい。
江戸時代の徳川幕藩体制という封建社会を生きた者が明治維新の
文明開化に対応したり、明治以降の富国強兵・軍国主義の大日本帝
国憲法から敗戦により民主主義と経済優先へと手の平返しで転換し
た昭和~平成の70年に順応するのとは比較にならない難しさ。
今更ながらではあるけれど、これからの未来を前に抱く偽らざる
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)