2022.04.15更新分
■ 自動車の挽回生産&EV化で伸びる電線に注目
このほど日本伸銅品協会と日本電線工業会が21年度実績の見込みと22年度の需要見通しを発表。2022年度の需要量について2年連続で前年度を上回るとの見通しを示した。
自動車部品などに使う伸銅品は21年度見込み比2.4%増、ビルの配線などに使う銅電線は同4.0%増の予測だ。自動車産業は車両の電装化が寄与。都市再開発など建設分野の回復も予想される。
伸銅品と電線の需要を押し上げる共通の要素のひとつが、自動車の電装化である。電装化で自動車1台あたりの電線使用量も増加する。組み電線(ワイヤハーネス)が主体の自動車向けは同10.7%増の94000tとされている。
以下に、車載用を含む電線製品を手掛ける企業について見ておきたい。
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