2022.04.22更新分
■ あらためて脚光浴びる!EUV(極端紫外線)関連
先週14日、台湾のTSMCが22年1-3月期の決算を発表。売上高は前年同期比+36%、純利益は同+45%増と相変わらず絶好調。売上高・純利益ともに四半期ベースで過去最高を更新した。主要顧客のアップルが3月にアイフォーンやパソコン「Mac」の新製品を相次ぎ投入したこともあり、高性能半導体(5ナノ品)の需要が高まった。
以前から伝えられている通り、年内にも世界最先端の「3ナノ品」の量産を始める。アップルが今秋発売すると見られる新型スマホへの採用が既に決まっている模様。さらに先端の「2ナノ品」についても、新工場の建設が年内に台湾で始めることを決めたという。
同社は22年通期で、21年に比べて25~29%かそれ以上の増収を見込む。
3ナノ、2ナノの世界では、当然、オランダASML社製の極端紫外線(EUV)露光装置が必要不可欠となるわけで今週20日に予定されたASMLの決算の結果も事前に市場予想を上回った。むろん、EUVに付随する事業を営む国内企業の今後の活躍も楽しみであり、レーザーテックや東京エレク、アドバンテスト、JSRなどの収益拡大も大いに期待されるところだが、他にもEUVに関わる事業が収益に貢献すると思われる企業は数ある。
以下にそのいくつかを見ておきたい。
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