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第266回「家族という厄介な問題」

メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾
  • 2022/04/24
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僕の友人で、結構な不動産資産を所有している男性がいて、 彼は、もう初老なのですが、いろいろあって、独身。 妻も子供も戸籍上はなく、独り身なのです。 「本当にほとほと困ってるんだよ」とある時、 彼はぼやくのです。 現在彼は、東京で、まあまあの賃貸マンションに住んでいる のですが、故あって、そこを引っ越す必要に迫られたのです。 そこで、今度は賃貸ではなく、いっそ、ビル物件でも買って、 そこのビルの上階にでも住むか、と考えた。 まあ、具体的には、4階くらいの商業ビルで、下3階分は、 店舗とか事務所で貸して、家賃を取り、自分は最上階に住む。 2億円くらい銀行から借りて、ローンを組み、今までの 不動産収入と新たに購入した、その商業ビルの家賃を当てれば、 まあ、全然モーマンタイ。むしろ、今まで払っていた家賃は チャラになるし、むしろ収入は増えるだろう、との目算。 そこで、不動産会社やら銀行に相談した。ところが、 答えは「NO」。 なぜかと言えば、彼は家族がいなくて、独り身だったので、 連帯保証人がいなかったからなのです。 彼の不動産資産は、評価額で約4億円ほど、家賃収入は 現在年収2千万円。で、かなりの裕福。 それなのに、独身で所帯がない、というだけで、銀行はNO。 ということだったんですよ。 「なんなの?一体?」 こういう独身差別、というの、この国ではあるんですよね。 暗黙の差別。世の中にはあるんですよね。 たとえば、アパートを借りる時だって、保証人って奴が要る。 若い人なら田舎の親とかになってもらうけど、 親がいない場合どうするの? 会社だって、明文化はしていないけど、管理職になる奴は、

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