ドライバーが今月のテーマ
そして
そのドライバーは私がゴルフを始めた30年前から
かなりの進化を遂げています!
私が子供のころの
父親のキャディーバックには入っているドライバーは
いわゆるパーシモン
柿の木でできた小さいヘッドでした
大体
大きさで言ったら今のスプーン
3wくらいの大きさではないでしょうか!
それが今では
460CCというめちゃくちゃ大きなものになってきている
パーシモンドライバーでミスショットすると
とてつもなく曲がり技術が伴わない人が
大振りをするとすぐOBになってました!
今の平均的ドライバーでミスショットをしても
そこまでボールは曲がりません!
この差は何なのでしょうか?!
最も大きな差になるのが
慣性モーメント という値です
この値が大きくなるとフェースの変なところに当たった時の
ヘッドやフェースのブレがなくなるという事
なんとなくですが
昔の慣性モーメントの値は
だいたい
1700cm³
それが今では
4000cm³
こんなに数値的に変わってきております!
さらにいえば
これくらいヘッドが大きくなるメリットとして
シャフトの長尺化 があります
ヘッドが大きくなると
クラブとの距離が近くなる
つまりもっとシャフトを長くしても違和感なく
クラブを振ることができる
なので昔のドライバーのシャフトの長さは
だいたい
42インチくらい
いまでは
45インチか46インチが普通
これくらいの違いが出ています
さらにヘッドの進化は続きます
ヘッドの低重心化
僕らがゴルフを始めたとき
徐々にドライバーは大きくなっていく過程の中で
クラブフェースの上目に当てて
スピンを抑える打ち方 というのが
技術としてありました!
なんでかというと
昔のドライバーは 重心の位置 が高かったんです
なので 重心の位置の下でボールを当ててしまう と
バックスピンがかかって
ボールが上手く飛ばなかった
そこで重心の位置の上目に当てて
低スピンのボールを打つのがトレンド だったんです
ただその技術は今いりません!
なんでかといえば
かなり重心の位置が低くなってきているからです
つまり シャローヘッドの誕生 です
ヘッドが大きくなり ミスヒットに強く
シャフトが長く なってヘッドスピードが速くなり
低重心化 でスピン量を抑えることができる
余談ですが
このスピン量が減るというヘッド形状になったことで
今のクラブのロフトは大体10度とか11度くらいでも
スピン量がそこまで増えないようになっています!
コレはもう鬼に金棒!
というわけでもなく
このヘッドの大型化による進化に
デメリットも発生します
それは慣性モーメントが大きくなることで
もう一つの指標
重心距離が長くなる ことで
フェースが返りにくくなる ことです
昔のゴルファー(僕もそれに入るかも(;'∀'))は
あまり抵抗感のない慣性モーメントの小さいヘッドに対して
くるくるとリストを返しながら
ボールをはじきながら飛ばす打ち方 をしていました!
それが突然ヘッドがどんどん大きくなっていくことで
フェースが返りにくくなっていきます
この慣性モーメントの大きいヘッドの恩恵を得るためには
フェースの開閉を抑えて ボールを叩くことが大切
ということでドライバーの進化の歴史を解説してみました!
今のクラブと昔のクラブの違い
それによるスイングのちょっとした違いを解説しましたが
基本的に
原理原則は同じ!
ゴルフクラブという
独特の形状のものを使ってボールを200メートルあたりまで
誰でも飛ばせるという
凄い競技!
コレを皆さんは楽しんでほしい!
そのためにはドライバースイングについて
より解説していきたいと思います!
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