■ユング派心理学再考~週刊アカシックレコード220430■
ユング(派)心理学では、ヒトの心を意識と無意識の層に分けるのみ
ならず、後者をさらに個人的無意識と普遍的無意識の層に分け、3
つの層に分けて考える。
また、ユング(派)心理学では、あるヒト個人の心において、普遍的
無意識の層が意識の層に夢、妄想、インスピレーション(気付き)な
どの形で働きかけ、その個人に内在する可能性を具現化させ、その
自我を高いレベルに導く過程を「自己実現」の過程と呼ぶ。
そして、ユング(派)心理学では、あるヒト個人の「自己実現」の過
程が始まると、その周囲で、まるでだれかがアレンジ(お膳立て)し
たのではないかと思えるほど、都合のいい出来事が(偶然に)次々に
起き、1個人が周囲の大勢の個人を巻き込んで、それらの個人が属
する集団全体を大きく変化(進歩)させてしまうことがあると考えて
おり、そのような結果に至る過程の一連の出来事を「アレンジメン
ト」と呼んでいる。
極めて近い将来、われわれヒトはウクライナ、ロシア、中国、北朝
鮮から届く、現在の想像をはるかに超えるニュースをTVなどを通し
て視聴し、数々の衝撃的な出来事を目撃することになるが、それら
はまさしく「アレンジメント」である(2022年4月30日頃配信予定)。
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