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岩上安身のIWJ特報!第555号 元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー・第3回(その3)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2022/04/30
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第555号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回) 岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー (その3) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その2)の続き ・元外務省国際情報局長 孫崎享氏(IWJ撮影) https://bit.ly/3ONAUSt  米国が繰り返しロシアの侵攻の「予告」をしたが、ウクライナのゼレンスキー 大統領は「他国がリスクを誇張」と非難した。そのゼレンスキー大統領は、ウク ライナ東部出身のユダヤ人のロシア語話者で、差別される側であるという複雑な 出自を指摘。かつてロシア語を特訓してロシアに赴任した孫崎氏の経験から、ロ シア語とウクライナ語の共通点と差異に話が及ぶ。  そして、ロシアでは新興財閥の「オリガルヒ」を、プーチンを代表とする軍・ 警察権力の「シロビキ」が抑えているが、ウクライナではそれができず、誰も統 治できない状態であるという、社会の大きな違いがあるというのである。  孫崎享氏は自ら用意した資料で、ウクライナ問題に関するロシアの世論調査を 紹介した。東部ウクライナでの攻撃を仕掛けたのは米国とNATOだという人が50% で圧倒的に多い。また、ロシア語話者が多いドネツクとルハンスクは独立すべき が最多の28%、次がロシアの一部になるべき25%であり、ロシアの民意は明確だ と孫崎氏は指摘する。  ただし東部ウクライナでの敵対行為勃発の場合、ロシアは「介入すべき」と「

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