第557号
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岩上安身のIWJ特報!
ウクライナ東部独立は悪?
東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)
岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
(その5)
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(その4)の続き
岩上安身が元外務省元国際情報局長の孫崎享氏に、ウクライナ問題についてう
かがった2022年3回目のインタビュー、2月18日の回の最終号である。
・元外務省元国際情報局長・孫崎享氏(IWJ撮影)
https://bit.ly/3vT2fKC
孫崎氏は、バイデン米大統領がウクライナ危機を煽っても、米国民の支持率は
上がらない、それは生活が苦しいからで、「若い世代は政権の正統性を信じてい
ない」と語った。岩上安身は、それはバイデン大統領の政策が原因とみなされる
「バイデンフレーション」と呼ばれるインフレが米国民を襲っているからだと答
えた。
また、岩上安身は、バイデン大統領がアフガニスタンの前政権の米国内資産70
億ドルを凍結し、半分を9.11犠牲者遺族への賠償に充てるとの発表を強く批判。
そもそも同時多発テロの犯人にアフガニスタン人はいなかったのに、米国はアフ
ガンに侵攻し、国をめちゃくちゃにしたと厳しく指摘した。
これに孫崎氏は「アメリカは何でもできるという時代は、論理も何も、いらな
い」としながら、「今、アメリカの一極支配がなくなった時に、何でもかんでも
できる、ということではなくなる」と時代の変わり目を語った。
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