PART1 市況展望 (執筆日時:4月30日23時)
[1] 本格的なインフレ社会の到来について
(1) 政府の思惑についての雑感
今回のタイトルにもありますように、コロナ禍と
ウクライナ侵攻の次に問題となるのは「インフレ問題」
であることは、もう明かです。
すでに各方面で「値上げ」が相次ぎ、そこに原油高
も覆い被さり、欧米では消費者物価も40年来の高水準
となっています。欧米経済で起こっている波は、多少
の時間的なラグはありますが、日本経済にも必ず押し
寄せてきます。
ただし、コロナ禍・ウクライナ侵攻とは違って、
「インフレ問題」がマスコミを騒がせることはあまり
ないかもしれません。なぜならば、「インフレ問題」
というのは政府や日銀にとっては「不都合な真実」
だからです。
4月30日現在、「知床沖で遭難した観光船」のこと
がしきりに報道されていますが、これも「過剰報道」
であることが指摘されています。
マスコミは何らかの「不都合な真実」を覆い隠したい
時には別の事件・事故を取り上げ、針小棒大に報道する
傾向があります。今は、「インフレ問題」の報道を
少なくするために、ウクライナや観光船の問題ばかり
を取り上げているのではないかとかんぐりたくもなり
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