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在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説 大澤 裕 ━━━━━━━━━━━━━━━━ フィリピンの次期大統領が左右するアジア情勢 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 明日、5月9日にフィリピンの大統領選挙が行われます。 親中国のマルコス候補と親米国のロブレント候補の戦いです。 このマルコス候補、有名なフェルディナンド・マルコス大統領の息子で、ボンボン・マルコスという名前です。実際、ボンボンのようです。冗談みたいですね。 そのフィリピン選挙の今後を香港サウスチャイナモーニングポスト紙が報じています。 =====記事===== フィリピンが米国との関係を修復・深化させるのか、それとも現ドゥテルテ政権による関係の後退を続けるのかは注目すべき問題である。 ドゥテルテ大統領は、フィリピン軍とアメリカ軍の共同パトロールを中止し、アメリカとの軍事演習へのフィリピンの参加を縮小させた。2020年には米国との重要な軍事協定である「訪問部隊協定」を終了させると述べた。 ドゥテルテはまた、フィリピンとアメリカの安全保障関係の基礎となる71年の歴史を持つ相互防衛条約(MDT)を破棄する可能性も示唆した。この条約は、フィリピンとアメリカの安全保障関係の基礎となる協定で、どちらかが攻撃された場合、2つの加盟国が互いに支援することを義務付けている。 昨年、米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、MDTが「南シナ海を含む太平洋地域におけるフィリピンの軍隊、公船、航空機に対する武力攻撃に明確に適用される」ことを強調した。 ============ 【解説】 フィリピンとアメリカの安全保障は相互防衛条約となっています。それを破棄する意向を示した現ドテルテ大統領。その路線を新大統領が継承するのか否かはアジアにとって大きな問題です。 選挙を戦う2人の候補者、親中国のマルコス氏と親米国のロブレド氏、その評価はどうなのでしょう。 (以下、仮登録の上で、本文をお読みください。5月中の本メルマガが購読できます。5月末まで無料解除可能です。)

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