時間芸術学校クリカが贈る「驚きは魂のごちそう」Vol.52

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 地上最速の動物チーターに学ぶ究極の身体操作 by D ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私は動物の動画をよく見ます。機能と形態が見事に統合されている野生動物の動きは感動的に美しく、ただそれを眺めているだけで元気になるような活力に満ちているから、というのがひとつの理由ですが、体技を学びつつ研究もしている立場としては、インスピレーションの源泉になるような驚きに満ちているから、という理由の方がより大きいかもしれません。 今年のアースデイ（惑星の月19日＝G4/22）にツイッターで目にした、チーターの超高速度カメラによるスローモーション映像にも、そうした驚きが満ち満ちていました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 『13の月の暦』入門　時空のサーファーへの道 (52) by D ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 古代メソアメリカに起源を持つ52年周期 】 創刊号から途切れなく連載して来たこのコーナーも、ついに52回目を迎えました。52は『13の月の暦』ではカレンダー・ラウンド（還暦）に当たる数で、私自身まさに52歳を航行中なので、今回はこの「52」について少し探求してみたいと思います。