パウエル議長は、4月21日には「タカ派砲」を発射。
アメリカ株式市場は急落を開始。
ところが、この株価急落に怯んだのか、議長は5月3~4日の
FOMCでは、早々と日和ってしまいます。早々と「インフレ退治
の手綱」を緩めて「インフレ放任」へとハト派転換。
その後アメリカでは「インフレ懸念」が増大、長期金利が急上昇し
て、アメリカ株式市場は再び急落を続けています!!!
近いうちに「ドル高トレンド」も反転することでしょう。
5月11日には、「アメリカの4月の消費者物価指数(CPI)」が発
表になります。この11日のCPI統計の発表で、改めて「アメリ
カ国内のインフレ率のピークアウト」が確認されるでしょう。
この「ピークアウト」統計を受けて、激しく急落を続けていたアメ
リカ株式市場が、反転・上昇に転じる可能性がかなり高いです。
振り返ると、2021年秋から、まずはキラキラ系の空箱のSPAC
銘柄、IPO銘柄、アーク銘柄のバブルが次々と弾けてゆきました。
今春に入ってからビットコイン・バブルも完全に弾けます。
テスラ株のバブルも遅かれ早かれ完全に弾けるでしょう。
昨年までは「バブルだ!!!」と指摘されながらも、なかなか弾け
なかった「数々のピンスポットのミニバブル達」が、昨年秋から今
春にかけてゆっくりではありますが、次々と弾けています。
「バブル崩壊のセオリー」通りに、市場の規模が小さい順に弾け
ていっているのです。
おそらく、順を追うように、今度はナスダック市場が本格的な弱
気相場入りすることでしょう。しかしながら、ナスダックは最高
値圏からの30%を超えるような「バブル崩壊」は起きないでし
ょう。
S&P500は、大幅調整することはあっても、ナスダクのように
弱気相場入りすることはなく、その調整は20%の範囲内に留ま
ることでしょう。
かくして「5月底値」は、
ナスダックは、「11,348.56~12,159.18」、
S&P500は、「3,854.90ポイント」あたり。
日経平均は、「3月底値:2万4,681.74円」よりも上。
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