日本にもインフレ警報
「4月のCPIが警告」
4月以降、インフレは欧米だけのものでなく、日本にも押し寄せてきたことを、総務省の物価統計が示すことになりました。これまでは日本でも輸入物価、国内企業物価が大きく上昇してきたものの、消費者物価は依然として世界でも異例の安定を続けていました。ところが、4月の消費者物価でこの認識が大きく変わることになりました。総務省の物価統計は、日本にもインフレ警報を発しました。
4月の全国消費者物価は、今月22日に発表予定ですが、その先行指標でもある東京都区部の消費者物価の結果が、今月6日に発表されました。これが大方の予想を超えて、東京でもインフレの勢いが急加速していることを示しました。携帯通話料引き下げの影響が大部分剥落した分、前年比上昇率が高まりましたが、それ以上に今年になってからのインフレが急速にベースアップしていることが注目されます。
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