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220511 ビジネス知識源プレミアム:正刊:改行なし:ドル基軸体制の崩壊と基軸通貨の多極化(2)

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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1234 <Vol.1234:正刊:      ドル基軸体制の崩壊と基軸通貨の多極化(2)>                       2022年5月14日:世界の通貨体制の、転換シリーズ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 過去の論考/業務の案内 http://www.cool-knowledge.com/ 有料版の登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do 購読方法や届かないことについての問い合わせメール宛先                →Reader_yuryo@mag2.com *スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。改行な しはメールソフトの表示幅の自由な調整により読みやすくなります。            著者Systems Research LTD.:吉田繁治 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 前号で、「コモディティ・リンク制の通貨」とその仕組みついて書きました。通貨信用の担保として、国際コモディティの価格指数と、自国通貨をリンクさせるものです。 現在の世界の主要通貨(ドル、ユーロ、円)は、政府の財政信用を、その価値の担保にしています。人民元は、ドルの外貨準備に、2%くらの変動幅でペッグした通貨です。したがって、米国財政が担保の通貨が人民元ということになります。 【コモディティ・リンク通貨の可能性】 ロシアのルーブルでは、はっきりと述べ、中国の人民元は曖昧(あいまい)に、通貨のコモディティ・リンクに向かう気配があります。 インドのルピーと、中東の産油国通貨も、コモディティ・リンクに向かう可能性が出てきました。 ウクライナ戦争では、西側メディアの報道と逆に、ロシア側が優勢なようです。(注)戦争の情勢については、今回は書きません。 ◎1年後を想定すると、GDPの面で、米ドルより大きなコモディティ・リンク通貨が誕生し、78年間のドル基軸体制が崩壊し、多極化に向かう前夜に見えてきたのです。(注)円は、ほぼ確実にドル圏に残ります。1994年からの人民元に次いで、戦後の円はドルを買い続け、ドル基軸を支えている通貨です。

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