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<Vol.1234:正刊:
ドル基軸体制の崩壊と基軸通貨の多極化(2)>
2022年5月14日:世界の通貨体制の、転換シリーズ
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著者Systems Research LTD.:吉田繁治
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前号で、「コモディティ・リンク制の通貨」とその仕組みついて書きました。通貨信用の担保として、国際コモディティの価格指数と、自国通貨をリンクさせるものです。
現在の世界の主要通貨(ドル、ユーロ、円)は、政府の財政信用を、その価値の担保にしています。人民元は、ドルの外貨準備に、2%くらの変動幅でペッグした通貨です。したがって、米国財政が担保の通貨が人民元ということになります。
【コモディティ・リンク通貨の可能性】
ロシアのルーブルでは、はっきりと述べ、中国の人民元は曖昧(あいまい)に、通貨のコモディティ・リンクに向かう気配があります。
インドのルピーと、中東の産油国通貨も、コモディティ・リンクに向かう可能性が出てきました。
ウクライナ戦争では、西側メディアの報道と逆に、ロシア側が優勢なようです。(注)戦争の情勢については、今回は書きません。
◎1年後を想定すると、GDPの面で、米ドルより大きなコモディティ・リンク通貨が誕生し、78年間のドル基軸体制が崩壊し、多極化に向かう前夜に見えてきたのです。(注)円は、ほぼ確実にドル圏に残ります。1994年からの人民元に次いで、戦後の円はドルを買い続け、ドル基軸を支えている通貨です。
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