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第693回 ロシア経済は崩壊するのか?その現状、プレヤーレンのプーチン失脚予言
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▼今回の記事
今回はメインテーマとして、ロシア経済の実情について解説する。ロシア経済の崩壊は近いとする観測や、逆にロシア経済は十分に持ちこたえているとする見方もある。実際にどうなのか検討する。
次に、これまで伏せれられていた過去の「プレヤーレン」のコンタクト記録を紹介する。プーチンの失脚予言だ。
▼ロシア経済の状況
それでは今回のメインテーマを書く。ロシア経済の状況についてだ。
周知のように、ロシアのウクライナ軍事侵攻以後、欧米各国による最大限の対ロシア制裁が継続している。5月9日、G7はオンライン首脳会議を開催し、軍事侵攻を続けるロシアへの圧力を強化するため、ロシアからの原油の輸入を段階的、もしくは即時禁止することで一致した。岸田総理大臣も日本としてロシア産の原油を原則禁輸する方針を表明した。
また、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長も、ウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁案を発表し、ロシア産原油の輸入を年内に禁止する方針を打ち出している。ロシア産依存度の高いハンガリーなど一部加盟国が反対しているので、メンバー国の全会一致の原則がEUでは実現が難しいものの、全会一致原則の改正までも視野に入れ、ロシア産原油の禁輸を実行するつもりだ。
現在ロシアには次の5つの分野の経済制裁が課せられている。
1)「SWIFT」からのロシアの銀行の排除
2)原油と天然ガスのエネルギー輸入禁止
3)ロシア企業や要人の資産凍結
4)ITを中心としたハイテク製品の禁輸
5)ロシアへの新規投資の停止
制裁項目は実に6000を越える。これは、イランや北朝鮮に次ぐ制裁の厳しさだ。この制裁がロシア経済にどの程度の影響を与えるのか、議論されている。
●マイナス12%を越える落ち込み
この制裁でロシア経済は、大打撃を受けるという観測が主要メディアでは一般的だ。いまのところ、戦争が始まった当初は記録的な安値まで急落したルーブルも、2020年初頭以来の高値に回復したし、店にはまだ食料があふれており、原油と天然ガスの販売による収入は引き続き流れ込んでいる。しかし制裁の影響が徐々に出てくるため、非常に厳しい時期に入る可能性が高いと見られている。
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