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第259号:有害化学物質の危険性(下) ~地域で認証制度を作ろう~

田中優の‘持続する志’(有料・活動支援版)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『 田中優の未来レポート 』 第259号/2022.5.15 http://www.mag2.com/m/0001363131.html ※ 有料メルマガにつき、全文の転送転載はご遠慮ください 一部転載は大歓迎です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有害化学物質の危険性(下) 使えない農薬基準 前回、「ADI(一日摂取許容量)とTDI(耐容一日摂取量)」という基準が、この「内分泌ホルモンかく乱物質(偽ホルモン)になぜ役立たないかの話をした。 「微量の摂取であること」は免責にはならないのだ。かつてのラジオのように、オンオフのスイッチとボリュームスイッチが一つで、オンにすればどれほどボリュームが小さくても作用してしまうからだ。さらに悪いことに、日本では様々な表示がなくなり、何の添加物を加えたかも、ゲノム編集(実質的に遺伝子組み換えと同様)をしたかどうかも表示しなくていいことになってしまった。 しかも多くの人が良いものと勘違いしている「特別栽培農産物」は、慣行農法より散布回数が半分以下なら「特別栽培農産物」と認められるので、より効果の持続性の高い「ネオニコチノイド農薬」が多用されることにつながっている。それはより危険なものを買わせる仕組みとなっている。

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  • 環境活動家、田中優(たなかゆう)の有料・活動支援版メルマガです。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などのさまざまなNGO活動に関わり、日本で初めてのNPOバンクを作りました。経験と知識と綿密なデータを基に、独自の視点で生み出した社会の新しい仕組みづくりのヒントや国内外を取材したお話をご紹介します。頂いた購読料の一部を、次の社会を作るための活動資金にさせて頂きます。 ★まぐまぐ大賞2017 専門情報部門にて【第1位】 ★まぐまぐ大賞2018 専門情報部門にて【第2位】 ★まぐまぐ大賞2019 専門情報部門にて【第3位】 を頂きました!
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