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『 田中優の未来レポート 』
第259号/2022.5.15
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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有害化学物質の危険性(下)
使えない農薬基準
前回、「ADI(一日摂取許容量)とTDI(耐容一日摂取量)」という基準が、この「内分泌ホルモンかく乱物質(偽ホルモン)になぜ役立たないかの話をした。
「微量の摂取であること」は免責にはならないのだ。かつてのラジオのように、オンオフのスイッチとボリュームスイッチが一つで、オンにすればどれほどボリュームが小さくても作用してしまうからだ。さらに悪いことに、日本では様々な表示がなくなり、何の添加物を加えたかも、ゲノム編集(実質的に遺伝子組み換えと同様)をしたかどうかも表示しなくていいことになってしまった。
しかも多くの人が良いものと勘違いしている「特別栽培農産物」は、慣行農法より散布回数が半分以下なら「特別栽培農産物」と認められるので、より効果の持続性の高い「ネオニコチノイド農薬」が多用されることにつながっている。それはより危険なものを買わせる仕組みとなっている。
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