◆令和のゴールドラッシュが起きるか【No.494】

ゴールド（金）の値段が、さらに上がっている。 戦争が起きると安定資産である金の値段が上がると言われている。 金の値段は20年前と比べて7倍になった。 いまや1グラム8000円だ。 ついこの前まで1グラム4000円と覚えていたが、いずれ1万円になるだろう。 日本がかつて「黄金の国　ジパング」と呼ばれていたことはご承知の通りだ。 これまで人類が採掘してきた金の総量は約18万トンと言われている。 これからどれだけ採掘されるかわからないが、地中の埋蔵量は約5万トンと考えられているそうなので、最近の採掘は年間約3000トンのペースだから、10数年後には金がなくなると言われている。 しかし、石油も「ピークオイル」と言われながら産出し続けているので、私は5万トン掘ったあとも、まだ金はあるだろうと思っている。 2017年の金産出量は以下の通りだ。 1.中華人民共和国＝約440t 2.オーストラリア＝約300t 3.ロシア　　　　＝約255t 4.アメリカ合衆国＝約245t 5.カナダ　　　　＝約180t 10年前まで世界一の金産出国であった南アフリカの産出量は減っている。 昔は金と言えば南アフリカだったが、いまや中国が一番になっているのだ。 日本は金は掘り尽くしているのが現状なのは、言うまでもない。 徳川家康が掘り尽くしてしまい、「お宝伝説」もテレビ番組の作り話でしかない。 と思っていたが、先日、雄武町へうかがったら、「金の採掘をカナダの会社と行おうと計画しているんです」というお話を聞いた。 かつてこの地域には鴻之舞鉱山があり、ゴールドラッシュがあったのだそうだ。 ウイキペディアから鴻之舞鉱山を引用する。 ＞＞紋別市鴻之舞にある。 鴻之舞は、紋別市の中心市街地であるオホーツク海側から約25キロ程度、遠軽町の旧丸瀬布町方面に南下した地点である。 この地を含めて、オホーツク海側、特に北オホーツク枝幸のパンケナイ、ウソタンナイなどの川では、明治30年代頃に砂金が発見され、砂金掘りたちが集まり、「ゴールドラッシュ」となった。 石井友蔵・雄武町長は、私に「夢のある話をしないとね」と話した。 確かに。 政治家は夢を語ることも必要だ。 再びゴールドラッシュになることを期待したい。 ◆イシカワシュンジュウ 5月6日　金曜日 ＞＞都道府県別で、国内最多の移民を戦前から送り出してきたのは、沖縄でもなく、熊本でもなく、実は広島県だ。 広島県は、瀬戸内海と山に挟まれて耕地が限られた地域が多かった。 明治政府による「官約移民」や民間会社を通して、ハワイや北米、南米などに移り住む人が増えた。 国際協力機構（JICA）の統計によると、戦前の1899～1941年だけで10万人近い人が海を渡った。 JICAによると、日本からの移民は戦前・戦後を通じて75万8468人。 このうち最多の広島県が10万9893人で、沖縄県が8万9424人、熊本県が7万6802人で続く。 （朝日新聞デジタルより引用） ハワイへの移住者は沖縄県民が多いことは以前にこのメルマガでご紹介したが、広島県民の海外移住者がこれほど多いとは知らなかった。 私は金も人も天下の回りものと考えている。 貧しい国から富む国へ移るのは世の常である。 日本だけ移民や難民を排しているのは国家の発展にとってよくないと考えている。 同じ肌、同じ文化に固執し続けていることから脱却することが必要だ。 ☆きょうは、空知管内を神谷裕・衆院議員、中川浩利・北海道議会議員とご挨拶回り。 北海道10区は、32市町村と全国で一番自治体数が多い選挙区だ。 空知管内と留萌管内で構成されている。 空知だけで24市町村あるので回るのに3日間かかる。 きょうで2日目。 まだまだ。 1つの町の滞在時間を30分から1時間にしないと北海道の179市町村は回りきれない。 5月7日　土曜日 我が家は夫婦で政治活動しているので町内会の役員を受けることが難しい。 そもそもほとんど自宅にいない（笑）。 周りも理解してくれているので無理に役員を押し付けられることもなく感謝している。 その分、お手伝いできるときには最大限お手伝いするようにしている。 自宅の目の前が公園なのでさぼることは許されない（笑）ので、草刈り当番の時はおうかがいしている。 最近は子どもが大きくなり、PTAにもかかわるようになってきた。 PTAの役員を決めるときは空気が重い。 自分から進んで役員を受ける人は少ない。 ライフスタイルの変化で共働き家庭が増えていることが原因だ。 京都市PTA連絡協議会が、全国組織「日本PTA全国協議会」（日P）から退会することを検討していると報道されている。 町内会も全国で見直しが指摘されている。 コロナ禍で活動が少ないなかでこのような声が出てきていることをPTAも受け止めて組織の意義や活動の在り方を考えるべきだ。 ☆泉健太・立憲民主党代表を迎えて観光業者の方々と意見交換。 やはり資金繰りが厳しいようだ。 令和の徳政令を考えないと倒産が相次ぐかもしれない。 5月8日　日曜日 中学の地理で、世界の穀倉地帯は「黒土地帯」と呼ばれるウクライナ一帯だと教わった……