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220515 ビジネス知識源プレミアム:日曜増刊・改行なし:インフレ率と金利と世界の株価

ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1235   <Vol.1235:日曜増刊:インフレ率と金利と世界の株価>                       2022年5月15日:世界の通貨体制の、転換シリーズ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 過去の論考/業務の案内 http://www.cool-knowledge.com/ 有料版の登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do 購読方法や届かないことについての問い合わせメール宛先                →Reader_yuryo@mag2.com *スマホ用の改行なしとPC用の改行ありを送っています。改行なしはメールソフトの表示幅の調整により、読みやすくなります。            著者Systems Research LTD.:吉田繁治 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今回は物価の上昇率について要因と展開を分析します。金利と株価、国債価格、社債価格に大きく関係するからです。 「コロナ下の量的緩和の反動としての、世界的な物価の上昇→低かった金利の上昇→高かった株価と債券価格の下落→シャドー・バンクと銀行の危機→政府の財政危機」に連鎖していくからです。 インフレの中では、中央銀行による「銀行危機対策の、量的緩和と利下げ」の実行が難しくなるので、この連鎖が生まれます。 現在、世界の株価と債券価格の下落、金利上昇が生じています。 インフレ率が高いと、銀行危機のときの対策である量的緩和と利下げを、実行できない。逆に、FRBはインフレ抑制の目的で利上げと量的縮小(QT)に向かっています。 インフレの中では、中央銀行は「ラストリゾート(最後の貸し手)」の役割を果たせません。(注)金融危機(=銀行危機)のとき、マネーを投入するラストリゾートになることが、中央銀行の設立目的だったのです。 FRBと日銀は、2008年からの13年の量的緩和(FRB 8兆ドル+日銀500兆円)のため、「利上げとマネー縮小への出口なし」の状況になってしまったのです。FRBの2022年の利上げは、追い込まれた決定です。 インフレ対策として利上げをすれば、米国では時価総額5000兆円に膨らんだ米国株が下がります。日本では、1200兆円になった国債の金利が上がり、価格は下がって、銀行危機から財政危機にまで至るからです。

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