中国副主席は外交に危惧
韓国は第二のウクライナ
日本を袖にできない事情
経済界は早くも親日路線
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)新大統領が、5月10日に就任した。発足間もないだけに、政策らしいものは打ち出されていない。だが、対日関係に積極的であることは窺える。例えば、尹大統領が日本議員団の祝賀使節に会った席で11日、「金大中(キム・デジュン)-小渕共同宣言を発展的に継承し、両国間の友好協力関係の新たな地平を開くよう期待する」と明らかにした。
また、尹大統領は「この5月内に韓国が金浦(キンポ)-羽田ラインを復活させるために金浦に防疫施設を構築し、日本出国者を全員検査して出国することができるようにする」とした。「日本側でも、(韓国の出国者が)直ぐに日本で活動することができるように(コロナ検査)免除をすれば両国交流が活発になるだろう」と発言。早くも、日韓融和への「第一球」を投げてきた。
尹氏は、まず日韓の民間レベルの交流が復活すれば、外交的にも融和ムードが高まり、懸案の歴史問題もスムースに話が進むという期待がある。むろん、文政権のように日本の「謝罪」を前提にしたものではなさそうである。謝罪という言葉が出た途端に、険悪な関係に逆戻りすることは、尹氏も理解しているはずだ。韓国保守派は、進歩派とその点が異なっている。
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