昨日、名古屋で小林よしのり先生の主催の、「国家再生会議」というシンポジウムに、九州大学の施輝恒先生と共に招待される形で参加して参りました。午後2時~5時過ぎにわたる3時間、みっちりと皇室論を議論して参りました。
ざっくりと申し上げると、施先生は「男系論者」で小林よしのり先生は「女系容認論者」である一方、当方は両者の中間の「可能な限り男系、万策尽きれば女系論者」という立ち位置での議論となりました。
(※ 念のため解説しますと、男系論とは、女性天皇の子は女系となり皇位継承を認めないという立場、女系容認論とは、女性天皇の子も女系天皇として皇位継承を認める、という議論です。
具体的にいって、男系論者は愛子天皇が仮に誕生しても、その子に皇位継承権は認めない一方、女系容認論は、その子にも皇位継承権を認める、という事になります。なお、後者は性別を問わず子に継承権を認めるという意味で“直系論”とも言われます)
この討論は、小林先生が、日本の未来にとって何よりも大切な皇室の議論において、施先生や当方と、小林先生の主張が異なる以上、しっかり議論して、我々はどうすべきなのかについて、最善の策を考えようではないかという呼びかけで設置されたものです。
そしてそのシンポジウムにおける3時間の議論、ならびに、シンポジウム後の同じく3時間以上にわたるレストランでの夕食を取りながらの議論を通して、最終的な相違は残りましたが、具体的な対策についてはおおよそ意見が一致したように感じています。
まず、この討論における出発点として当方が提示したのが、以前、このメルマガで提示した、
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)