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<Vol.1236:正刊:株価の評価指標の意味と数理>
2022年5月18日:株価評価指標の総合的な理解
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著者Systems Research LTD.:吉田繁治
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物価の上昇が、金利上昇に至り、株価は危機ラインに迫っています。これに金利が上がると価格が下がる債券の下落も、加わっています。
(1)22年年初の、世界の株価の時価総額(株価×発行済み株式数)は120兆ドル(1京5600兆円:世界のGDPの1.5倍)でしたが、現在は、約20%下がり、3000兆円の時価が失われました。
(2)20年の超金利の中で増えた、国債や社債の債券価格も140兆ドル(1京8200兆円)でしたが、金利の上昇から20兆ドル(2600兆円:14%)下がっています。
◎米国の大手銀行では、金利の上昇による債券価格下落だけで自己資本6%分に達している可能性があります(22年5月時点)。
米国投資銀行の自己資本は、資産のレバレッジ率が高い(=負債が多い)。自己資本はリスク資産の5%付近であるため、すでに、実質的には債務超過になっているでしょう(日本の3大メガバンクは自己資本比率は10%以上です)
FRBは大手銀行の自己資本の公開を、22年4月から黙って停止しています。大手銀行の自己資本の急減と債務超過は、社会に信用不安を生むからです。
FRBが公開を停止したことの意味は、米銀は株と債券の下落損失で「ひどい状態」ということでしょう。
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