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第694回 ウクライナは本当に戦争に勝っているのか?専門家の語る戦況、プレヤーレンの偽旗作戦の予言

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第694回 ウクライナは本当に戦争に勝っているのか?専門家の語る戦況、プレヤーレンの偽旗作戦の予言 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回もウクライナ情勢について書く。日本を含む欧米の主要メディアではウクライナが勝利しているとの情報ばかりだが、ウクライナとロシアをよく知る海外の専門家はそうではないと指摘している。これを詳しく書く。 次に、「プレヤーレン」の最新コンタクトの警告を紹介する。NATOが核兵器を使い偽旗作戦を行い、これをロシアのせいにする事件が起こるという。 ▼ウクライナの戦況の真実と実態 それでは今回のメインテーマを書く。ロシアのウクライナの戦況の実態についてだ。 日本を含め欧米の主要メディアでは、アメリカをはじめとしたNATO諸国からの先端的な兵器の支援があり、ウクライナ軍は確実に勝利しつつあるという情報がほとんどだ。ウクライナ軍はロシア軍が一時確保した東部の都市、ハリキューでロシア軍をロシア国境に追い返し、また首都のキーウでは、ロシア軍が占拠した近郊の村々を奪還した。東部の主要都市、マリウポリでは「アゾフスターリ製鉄所」を占拠していた「アゾフ大隊」の部隊が作戦行動を停止したものの、全体としてはウクライナの勝利はほぼ確定的になっているとしている。 さらにこれを越えて、日本の主要メディアでは、ロシアの敗北は決まっただけではなく、これからウクライナがどこまで領土を奪還できるかどうかが焦点にだという報道も目立つようになっている。2014年にロシアが一方的に併合したクリミアや、やはり同じ時期にウクライナからの分離・独立を主張した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の奪還である。NATOの最新兵器を手にした非常に士気の高いウクライナ軍であれば、こうした目標の実現は可能だいう。 特に日本のテレビでは異なった見解を持つ専門家の討論番組はほとんどない。ウクライナの勝利を確定した事実として扱い、今後のロシアの動きが焦点になっている。クレムリンのクーデターやプーチンの重病説、また追い詰められたロシアのの核兵器の使用可能性についてが話題の中心だ。 ●本格的な専門家による分析 しかし、こうした主要メディアの報道内容には大きな疑念を感じてしまう。例えば「アゾフスターリ製鉄所」に立て籠もっていた「アゾフ大隊」の戦闘停止だが、これは実質的に「アゾフ大隊」がロシア軍に敗北し、投稿したことを意味する。この結果、東部の主要都市であるマリウポリをロシア軍が完全に掌握したことになる。日本や欧米ではこれを「戦闘の節目になる」と報道しているが、これは戦前の日本が「退却」を「転進」、「全滅」を「玉砕」と言い換え、実態を隠蔽しているようなものではないのか? また、東部のハーキューでは、ウクライナ軍の反撃でロシア軍が後退しており、ドネツクではロシア軍の前進が阻まれているとしているが、ロシア軍はどの程度後退しているのだろうか?もちろん、ロシアが勝利しているとまでは言えないにしても、これらの事実だけで、ウクライナが勝利すると断言できるのだろうか?日本では、専門家による多様な分析の紹介がないだく、大本営発表のような一律の報道だけなので、逆に疑念は大きくなる。

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