第212号(2022年5月20日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもお読みくださり、そしてコメントやご質問も頂戴し、誠にありがとうございます。
さて、今週号のメルマガですが、
まず【1】のコーナーでは、今週も先週に引き続きCrisis Negotiationの奥義【急がば回れ】です。
タイトルをご覧になった際、
『急がば回れってなんやねん?』
と突っ込まれたかもしれませんが、第1回目の内容、いかがだったでしょうか。
今回はその続きです。
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
そして【国際情勢の裏側】のコーナーでは、
今回もウクライナ情勢についてお話しします。
ウクライナ情勢の裏側では、様々な危機が進行しています。
例えば、混乱が止まない東アフリカでは、エチオピア情勢に加え、隣国スーダン、
そしてソマリアでも事態の改善の兆しが見えてきません。
ソマリアでは前大統領が政権に復帰しましたが、全国民による選挙という公約は実現せず、
代わりに旧態依然の民族ごとの武装集団が割拠する緊張構造が表出しそうです。
この状況に危機感を感じたのか、一度は完全撤退した米軍が再度駐留することになり、
バイデン政権は大きな政策転換を迫られることになりそうです。
また北東アジアでは、アメリカと韓国の情報システムによると、
近々北朝鮮がICBMを発射する兆候が見られるとのことで、日本を含む北東アジア地域も緊張度が高まる見込みです。
ストックホルム・プロセスが事実上停止し、米中ロ、そして欧州各国もすべてウクライナ情勢に翻弄される中、
北朝鮮がどこまで国際社会に対する挑発の度合いを高めるか、非常に心配です。
様々なアングルから、今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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