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集団ストックホルム症候群の社会でも感じる「かなり近づいてきている」こと

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今日、日本政府が「マスクの着用」について発表するそうですが、 (もうしたのかもしれないですが) 読売新聞の記事のタイトルは、 ・「屋外・会話なし」マスク不要、政府見解きょうにも発表… https://bit.ly/3yJSaCJ というものでした。 しかし、実際のところ、最近の世の中を見ていますと、 「そんなにみんなマスク外さないだろうなあ」とも思います。 これは一般的には「同調的圧力」というように言われますし、 それは確かにあるのかもしれないですが、しかし、 「周囲に誰もいないようなところでもマスクをしている人たちが普通にいる」 ということは、もう同調的圧力云々ではない気が以前からしていました。 そして、思うのは、 「これってストックホルム症候群のたぐいでは?」 ということでした。 ストックホルム症候群は、いろいろな解釈があるとも思いますが、辞書的には、  > 誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、  > 犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象。 (大辞泉)  https://bit.ly/3MsW6M6 ということになるのですが、「自分は被害者などではない」という思いが、 ここに至る心理的な過程とも言われます。 自分を単なる被害者としての弱い存在と思いたくない。 日本の場合は、マスクが法的に義務化されているわけではないですので、 どこからどう考えても、「個人の自由」なんですが、 これだけの率で自主的にマスクをしている光景を見ますと、 「心理的な屈曲の段階に入っている」 というように思います。 ストックホルム症候群は、基本的に誤った心理過程であり、 実際、 Wikipedia - ストックホルム症候群には、「回復」という項目があります。 https://bit.ly/3MzPCuT  > ストックホルム症候群の症候を示す被害者は心的外傷後ストレス障害として扱われ、  > 回復するために心理カウンセリングが行われる。  > ここで被害者は、自身の行為や感情が人間のサバイバル術に由来することを再認識するように促される。  > 回復過程の期間は、サバイバル術由来の行動を減らすことを含めて、日常生活を取り戻すことに充てられる。 また、このページには、1982年のアメリカの研究で、 「ストックホルム症候群 = 破壊的なカルト被害」 とするものが示されていますが、マスクはまさにそうだと思います。 「破壊的なカルト被害」なのです。 そして、ストックホルム症候群やそれと類似するものは、 「明らかな心理的な疾患」 です。 それがひとつの国全体に広がっているのですから、 なかなか問題は根深いと思います。 欧米などでは、「マスク着用義務化」ということで、 解除された後には、多くの人がマスクをしないということになっていますが、 日本は義務化されていなかっただけに、今後の展開は怪しいと思います。 強制されていないものを自主的判断で2年以上続けたことを、 「自主的にやめる」ことがすんなりできるのかどうか。 政府から「マスク着用推奨の解除」が発表された後、 どのくらいの人が自主的にマスクをやめるのかということを見てみないとわからないですが、 先ほどの Wikipedia にありますような、 「回復のための治療」 が必要になる場合もあるのかもしれません。

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