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<Vol.1238:正刊:秋からの世界食糧危機>
2022年5月25日:供給ショックが加わった
食糧インフレの問題
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著者Systems Research LTD.:吉田繁治
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前号(1237号)では、日本のエネルギーと食品の高騰から、2022年のインフレを予想しました。2022年10月の日本のCPIは、+3.76%でした(有料版・無料版共通)。
【日銀の2022年インフレ見通しは2%台と低い】
日銀の見通しより、約1.5ポイント高い。日銀の物価予想には、短期金利0%、長期金利0.25%金融緩和を維持するためのバイアスがかっています。2023年の物価も、1%上昇としています。
【日銀予想に織り込まれていない、22年秋の食品価格】
2022年10月では、5300万世帯の家計消費で約25%を占めている食品の価格上昇が、穀物の高騰と肥料の不足により前年比10%に上がることが予想されます。
家計消費で、「加重値0.25×10%=2.5%(CPI:1ヶ月7000円の支出増加)」・・・これが、CPI全体への食品価格の影響です(寄与度)。
2022年秋からの、日本の食品価格高騰の原因は、複合しています。「(1)エネルギー価格の高騰、(2)ロシア・インドの穀物輸出の禁止、(3)ウクライナの作付面積が、マイナス40%、(4)ロシアからの肥料の輸出禁止と肥料の高騰、(5)それに日本だけの15%の円安」。
日銀の物価予想からは、米国0.75%の短期金利が予定では22年末に3.5%に上がっても円高に回帰と考えているとしか思えない。
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