ウクライナの帰趨にかかる日米政権
「プーチンとトランプは一蓮托生」
ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻の理由の1つに、ウクライナをネオナチから解放する、といっています。5月9日の対ドイツ戦勝記念日はまさにナチスドイツを打ち負かした日でもあり、ネオナチを敵視するには良い時期でもありました。ウクライナ軍をネオナチが訓練したとの情報もありますが、ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ人です。ナチスに虐げられたユダヤ人の大統領をネオナチと攻撃しています。
それより、プーチン大統領を「尊敬する友人」と持ち上げる米国のトランプ前大統領こそ白人至上主義のネオナチそのものです。そのトランプ前大統領を後ろ盾とするプーチン大統領もネオナチ陣営となり、プーチンとトランプはいわば「一蓮托生」です。実際、プーチン大統領が東部の親ロシア派地域を防衛に出た際には、トランプ前大統領がはっきりとプーチン支持を明言しました。
さすがにプーチン氏がウクライナの首都キーウを陥落させようとするなど、ウクライナ全土を制圧しようとして世界から批判される段階になってトランプ氏もこれはまずいと見てプーチン支持を取り下げました。それでも、世界はプーチン大統領とトランプ前大統領は互いに親しい仲間とみていて、プーチン大統領の蛮行にはトランプ氏の姿が重なって見えています。
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