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2022年5月27日号(Vol.213)-急がば回れの交渉術(3)&推論‐ポスト・ウクライナ紛争の姿

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第213号(2022年5月27日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みくださり、そしてコメントやご質問も頂戴し、誠にありがとうございます。 さて、今週号のメルマガですが、 まず【1】のコーナーでは、今週も引き続きCrisis Negotiationの奥義【急がば回れ】についてお話いたします。 これまで2回にわたってお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか。 今回は最終回になります。 その注目の内容は、本編をお楽しみに♪ 国際情勢については、今週の日本はまさしく外交ウィークでした。 5月22日から24日のバイデン大統領の訪日。 日米豪印のクワッドと、日豪、日印首脳会談の開催。 バイデン大統領訪日のタイミングで設立されたIPEF (Indo-Pacific Economic Framework)。 今週、東京を舞台に話し合われた内容は非常に多岐にわたりました。 ウクライナ情勢を受けた日米安全保障協力の強化と確認。 2023年のG7サミット開催地が正式に広島に決定したこと。 日米が確認した台湾をめぐる“現状維持”へのコミットメント。 バイデン大統領の、恐らく意図的な勇み足(台湾への軍事的な対応について)。 経済面での対中包囲網を形成するクワッドの強化。 そのほかにも表に出てこない様々な内容が話し合われたようです。 そして今週はいろいろな“威嚇”を経験した一週間でもありました。 中ロが爆撃機を日本に接近させて、日本の外交姿勢への抗議の意思を示したこと。 北朝鮮による数種類のミサイル発射と核実験の兆候。 まさに安全保障上の脅威の中心が、日本が位置する北東アジアに存在することを再認識させる一週間でした。 しかし、やはりロシア・ウクライナをめぐる情勢は、今週の国際情勢に対する関心を引き付け、 世界各国の不安度を高めています。 【国際情勢の裏側】のコーナーでは、 今回もウクライナ情勢についていろいろな角度からお話しします。 様々なアングルから、今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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